糖尿病・内分泌・代謝内科の特徴
当科は、糖尿病、脂質異常症、高尿酸血症などの代謝疾患や甲状腺などの内分泌疾患(ホルモンの病気)に特化した専門診療を提供しています。糖尿病については、合併症の評価を行い、個々の患者さんに合わせた栄養指導や治療を実施しています。長期間の治療が必要となる内分泌代謝疾患については、患者さんの生涯にわたる生活の質(QOL)や予後を見据えた診療を行っています。当院の専門的な治療とサポートにより、患者さんの健康を全力でサポートいたします。
より専門的な医療が受けられる
担当医の臼井は日本糖尿病学会糖尿病専門医を取得し、京都大学医学部附属病院:先制医療・生活習慣病研究センターなどを歴任しておりますので、糖尿病の専門治療を受けることができます。
管理栄養士を含めたチーム医療
糖尿病は、食事や運動が重要な治療になります。当院では、医師、看護師、管理栄養士が協力して、それぞれの専門性を活かしたチーム医療を実践しています。糖尿病の患者さんには、適切な栄養指導や運動指導を行い、生活習慣の改善に向けたサポートを行っています。患者さんとの密なコミュニケーションを大切にし、個々の状態に合わせた治療計画を立てています。
肥満の方もご相談ください
近年、食生活の変化などによる肥満の増加が問題となっています。最近では、内臓肥満に脂質異常症、高血圧、血糖値の異常を合併している「メタボリックシンドローム」という概念が広まり、注目を浴びています。動脈硬化の進行を防ぐためには、メタボリックシンドロームを予防・早期治療していくことが重要であり、そのためには肥満の治療と減量が非常に重要です。また、動脈硬化だけでなく、肥満はある種の癌のリスクにも関連していると言われています。肥満の原因は、成人の場合、食事の影響が大きいですが、ホルモンの異常などの疾患が背景にある場合もあります。健康診断でBMIが高い(30以上など)と指摘された方や最近体重が増えて気になっている方など、ぜひご相談ください。
GLP-1受容体作動薬「ウゴービ皮下注」は肥満症治療薬ですが、厚労省ガイドラインに基づく施設でのみ使用が想定されています。そのため、当院ではウゴービを処方することはできません。お手数をおかけしますが、ご了承ください。
予約制で待ち時間が少ない
患者さんにとって長い待ち時間はストレスです。患者さんひとり一人ときちんと向き合うために予約優先制を取り入れました。生活習慣病や糖尿病に特化したカウンセリングに力を入れています。
主な対象疾患
- 糖尿病(1型、2型)
- 膵切除後
- 脂質異常症(高脂血症、高コレステロール血症)
- 高血糖、高コレステロール血症などを検診で指摘された方
- 甲状腺疾患(甲状腺機能低下症・橋本病、甲状腺機能亢進症、バセドウ病、甲状腺腫瘍など)
- 首の腫れ、甲状腺腫瘍がある方
- 喉が渇く(多飲)、尿量が多い(多尿)方
- その他の生活習慣病(高尿酸血症、痛風、脂肪肝など)
診療時間
- 火曜・木曜
- 午前 9時00分~13時00分
- 午後 16時00分~18時00分 ※最終受付は17時30分まです
- 初めての方も受け付けておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。午後の診療時間帯には空きがございますので、ぜひその時間帯をご検討ください。ご予約いただく場合は、事前にお問い合わせいただけるとスムーズです。
担当医師のご紹介
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